DVDやBlu-rayディスクにはゲルマニウムをはじめとしたレアメタルが用いられているのに対して、今回発見された「五酸化三チタン」のナノ結晶は価 格が約100分の1である上に安全性も高く、光ディスクの材料として用いれば、従来のディスクとほぼ同じ強さの光でBlu-rayディスクの約200倍の 情報を記録できるとされています。

今後は実用化に向けて企業と共同研究することを目指しているそうですが、もし実現すると単純計算で現在最も容量の大きい2TB(2000GB)モデル HDDの2.5倍にあたる、1枚あたり5TB(5000GB)の記録が可能なディスクが生まれるため、今では複数枚のディスクが必要となるため、手間がか かる「HDDのバックアップを光ディスク1枚で行う」といった作業も簡単に行えるようになるのではないでしょうか。

ちなみに発表された論文は科学誌「Nature Chemistry」に掲載されています。
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